アララギ・ハイトという謎 その正体とは? FSS ファイブスター物語

アララギ・ハイトを考える 目次

f:id:bakibakibass:20180429230543j:plain

アララギ・ハイト

 

半騎士などと呼ばれ能力も最低クラスのこの人物。

恐らくは作中でも最弱扱いではないかと思います。

 

また、行動も実にしょぼいのが特徴。

 

・剣聖カイエンの名を語り調子に乗る

・すぐバレて腹パン一発でKOされる

・何でもやりますと泣きついてバッハトマに所属

・カイエン様といじられ馬鹿にされる

・超手加減した牽制攻撃で瀕死の重症を負う

 

など、本当にトホホもいいところ。

 

しかしまぁ、妙に真面目で一生懸命だったりもするから憎めない。

少なくとも出世のための行動は起こしているんですよね。

自分が雑魚だと分かっていながらも足掻いているという意味では応援したくもあります。

 

美人に一目惚れして熱を上げてしまったり、張りきった直後に最弱っぷりをいかんなく発揮したり、そんなどこまでも冴えないな奴ですが何だか妙に印象に残る愉快なキャラ。

 

でもですね・・・こういう奴って

 

「逆に怪しい!」

 

と思っちゃいますよね。

ここまで分かりやすいかってぐらいの御膳立てがされている印象にも見えるわけです。

 

しかもそれを裏付けるようなシーンもすでに描写されていますし、「何もないわけがないだろう!」と嫌が応にも妄想が膨らんでしまうところ。

 

そこで今回、このアララギ・ハイトという人物は一体何者なのか?

今後、どんな展開が待っているのか?

 

それを考察(妄想)していってみたい次第。

 

【スポンサーリンク】
 

アララギ・ハイトの考察と妄想

 

ヒュートランの究極のマスター?

 

バランシェ公の正真正銘の最高傑作と評され、その通りの超弩級スペックを持つファティマ。

そのヒュートランの大きな特徴、それは『自身の成長のために弱い騎士を主人に選ぶ』ということ。

 

並の騎士でも楽な勝利を与えてしまう、何の経験にもならないという彼女にとっては、とにかく役立たずで超絶弱い騎士を選んだ方が都合が良いのです。

 

その方が自身の成長になるし、そうでなければ戦場に立つ意味もないと考えている様子。

 

つまりはハイト君の存在というのはうってつけなわけです。

「ファティマすら見向きもしねぇくず騎士」と評されるハイト君。

ヒュートランにとってはこれ以上ないぐらいに条件にあった存在じゃないですかと。

 

ヒュートランの現在のマスターである『ちゃあ』も負けず劣らず最弱クラスのポンコツですが、それでもさすがにハイト君よりは優秀なんじゃないかと想像。

 

その血筋を考えてもハイト君のだめだめっぷりには勝てないはず。

まぁ、それすら超えて駄目な気もするのがちゃあという存在でもありますが・・・

 

いずれにせよ万が一、ヒュートランがハイト君をマスターとして選んだ場合、まさかのミラージュ入りなんてことも考えられたりして?

 

星団至上、類を見ない最弱と最強コンビが登場するのかもしれません。

 

ミースが魔改造する?

 

カイエンにその命を救われ、未来も導いてもらったミース・シルバー。

そしてカイエンに惹かれ、狂気にとりつかれてしまってもいる彼女。

バランシェの名も継ぎ、不可能なことはなくなりつつもあるのかもしれません。

 

致命傷を負い瀕死だったハイト君。

その治療をしているのがこのミースです。

つまりは何があっても不思議ではない。

 

超帝國とまではいかないでも何らかの強力な因子を持っていた場合、もしかしたらミースがその何かを引き出してしまう可能性もあるんじゃないかと。

 

カイエンに似ていると言われるその容姿(限りなく嘘臭いですが)も危険な引き金になってしまうことは考えられます。

 

狂おしいまでに惹かれたカイエンへの想い、そして科学者としての狂気が爆発した時、禁断の騎士が誕生してしまうことになるかも?

 

でもまぁ、改造人間的な方向と言えばすでにスパコーンのような騎士がいたり、剣聖クラスかと思われるツバンツヒまでいたり、これから登場するにはインパクト弱い気もするところ。

 

星団法的にもよく分からないし、この線はネタ的にも微妙かな?

 

ただ、ツバンツヒが「こんな失敗作がいるのか?なぜ処分しない?」とまったく人間として扱っていなかったのもちょっと気になるところ。

 

超帝國時代の騎士の扱いを言っているのか、それそのままどうしようもない雑魚という意味なのか、それとも何か別の存在なのか?

 

実は超天才騎士?

 

星団最強クラスの騎士であるデコース・ワイズメル。

そのデコースがアララギ・ハイトを睨みつけ、

 

「何だオマエ・・?」

 

と凄みをきかせてみせた13巻の印象的なシーン。

これでもう、読者の想像も一気に膨らんだことでしょう。

 

前述のヒュートランのマスター云々についてはギャグ全開で済みそうですが、こちらはちょっとシャレにならなそうですし、しかも、確率もより高そうなのが恐ろしいところ。

 

作中屈指のひねくれ者で行動もよく分からないデコース。

つかみどころがなく、自由奔放で狂気にも満ちたこの人物。

それが不思議そうにアララギ・ハイトを見るわけです。

その正体が分からない、違和感が掴めない、そんな雰囲気だから謎は深まってしまう。

 

そしてその態度を一変させ、崩した態度でアララギ・ハイトに仕事を提案するデコース。

 

これが脅威を遠ざける意味なのか、ただの悪ふざけなのかは分かりませんが、いずれにせよ、自身のファティマであるエストの護衛を任せるというのだから驚き。

 

そりゃ誰だってその正体が気になってしまうというものですよね。

 

あまりに弱すぎる故なのか、それとも本能的な何かがあるのか、「あ!こいつ!いつの間に!」とか「ん?何だそいつ」と凄腕達が気配を感じ取れなかったり、興味を引かれるというのも不思議な話。

 

【スポンサーリンク】

 

 

14巻の気になるポイント

 

最新刊で登場した『シュバイサー・ドラクーン』

あのロードス・ドラクーンの孫であるという事と、ガマッシャーン国の三党首の一人でもあるという大物。

 

作中でも「天位ごろし」「泰天位を蹴った」と噂される最強クラスの騎士・・・かと思いきや、どうやらそうではないのが本当のところみたいです。

 

パートナーである『令令謝』の超弩級スペックに加え、伝説のGTMスライダーであるレディオス・ソープいわく、「あれカイゼリンだよ」という『GTMハロ・ガロ』

 

その両者の力があって、何とか誤魔化しながらやってきたというのが真相なのかなと。

 

ただですね・・・さすがはFSSと言いましょうか、そんなぬるい話では終わらないとんでもない設定が用意されているのがさらなる真実な様子。

 

超帝國にかつて存在していたという『ヘリオス剣聖騎士団』

そのメンバーの生まれ変わりなのか、その頃の記憶も残っている人物のようです。

 

この剣聖騎士団の何がやばいって、所属する全員が剣聖であるということ。

しかも現代の剣聖ではありません。

超帝國究極兵器としての剣聖なわけです。

 

本来の強さを発揮した場合、素手でGTMを破壊し、一瞬で戦場を壊滅させる恐るべき存在。

一歩間違えば自分達の国があっと言う間に滅んでしまう、そんなあまりに危険な騎士。

 

このあたりについては、設定資料集を読んだ方がより詳細で確実ですね。

この先の展開を予測するにしても、これを読んでおかないと訳が分からない部分が沢山出てきてしまうと思います。

 

この漫画、ただでさえややこしくて訳が分からなくなりますし。

 

F.S.S. DESIGNS 5 LITTER.pict

で、そのシュバイサー・ドラクーン。

現代ではその恐るべき力は失われてしまっているようでして、前述の通り、かなりトホホな実力しか持っていない模様。

 

その圧倒的な戦闘経験と本能からか、現代の最強クラスの騎士の攻撃ですらイナすことはできるようですが、基本的には弱い騎士であることに間違いはない印象。

 

シュバイサー1人での戦力的活躍にはどうやら期待できなそうです。

 

ちなみに、その剣聖騎士団に所属していたメンバーの同じく生まれ変わりであるようなのが、14巻に登場した『バーナー・レンダウド』という少女。

 

本名『ミキータ・オージェ』

彼女も超帝國時代の記憶を残しながらも別人の姿で登場。

そしてシュバイサーと同じく、本来の力は持たない身であるようです。

 

実は超帝國剣聖?

 

さて、ここで気になるのはやはりアララギ・ハイト君。

 

前述のシュバイサー・ドラクーンはまだ具体的な本名は明かされていません。

果たして転生した身なのか本人そのものなのかも不明。

ですが、元超帝國剣聖であることは紛れもない事実である様子。

 

同じく元超帝國剣聖であるミキータ・オージェも共通して「現代では弱い」ということが挙げられるようですし、こうなるとハイト君との共通項としても気になるところ。

 

まぁ、ハイト君にはそういう記憶はないようですし、経験に裏打ちされた動きとか強さなんかは微塵もありません。

 

ミキータに関しては力は弱くとも『スコーパー』と呼ばれる詩女同等の力を有していたり、いくらなんでも何も持ってなさすぎるハイト君は明らかな別物として考えた方が自然かもしれない。

 

しかし、ここでまた気になるのはハイト君が現在、致命傷からの治療中であること。

いつその血が目覚めるのかとか、隠された本性が明らかになるのかとか、ま~、そういうことを嫌でも想像してしまいます。

 

もしかしたら、シュバイサー、ミキータのように超帝國の剣聖だったなんて可能性も捨てきれませんし、マドラ・モイライみたいになる可能性だってあるのかなと。

 

カイエンと同等かそれ以上というマドラ。

その正体も実はかつて剣聖騎士団に所属していた『アマンダ・プロミネンス』であるということ。

 

こうなると本当、超帝國の剣聖騎士団が全員復活してもおかしくないってことですよね。

 

「アララギ・ハイト=まさかのアサラム・スキーンズ!?」

 

なんて想像もしてしまいますし、実際、カイエンと顔が似ているとも言われるのがハイト君。 

そのカイエンの父親が他ならぬスキーンズなのですから、事によってはカイエンではなくスキーンズに似ていたという方が的確とも言えるのかもしれません。

 

よくよく考えてみると、エストの護衛というのもまた意味深なシーンです。

そのエストと瓜二つなのが、スキーンズの妻であるヤーン・ダッカス。

これを偶然と言えるのかどうか?

 

ただ、どうやらそのスキーンズ本人はまだ生きているみたいなんですよね。

 

設定資料集によれば、『炎』と行動を共にしているとのことなので、とりあえずスキーンズの転生って線はなさそうな感じ?

 

でもそれにしてはねぇ? う~ん・・・

 

【スポンサーリンク】

 

 

実は超帝國総帝?

 

一歩間違えれば自分達の国が一瞬で亡んでしまう恐るべき剣聖騎士団。

その彼らですら太刀打ちできなかった存在がいるという恐怖。

 

も~、あまりにも無茶苦茶です。

彼らからすればFSSの大半の戦争など、子供の戯れみたいなものなのでしょう。

 

力による力の支配の極限という、もはや作品のパワーバランスも強さ議論もクソもない圧倒的存在。

 

それが

 

『超帝國総帝』

 

具体的なことは顔から何から一切不明。

生物学的には人間であるようなのですが、正直、本当に人物であるのかどうかすら、もはや怪しい気がしてきてしまいます。

 

で、なんでハイト君がその総帝なんだと妄想したかと言いますと、この総帝。

顔がなんと「アサラム・スキーンズに似ている」という設定があるんですよね。

 

前述の設定資料集を読むとそれを確認できます。

 

つまりはスキーンズの転生どころかさらに恐ろしい存在。

それこそ、神様でしか対抗できないようなとんでもない何かである可能性が考えられてしまうという。

 

過去の剣聖が現代にも登場しているように、その総帝が出てきても何もおかしくないかもしれないし、しかも歴代合わせると13~14人いたとかなんとか。

 

もはやログナーですら勝てるのかどうかも怪しい領域の話になりそうですが、そんな存在があったことだけは事実のようです。

 

ただですねぇ・・・総帝の顔を知っているというスバースいわく、「恐ろしいほどの美形ばかりであった」とのことらしいので、ハイト君はちょっと外れてしまいそうですねこりゃ。

 

どちらかと言うとこれはもう、天照とかそっちを想像してしまいますよね。

 

あまりに人間離れしてるってところもそうですが、ハイト君がそこまで凄かったらいくらなんでもドン引きって感じでもありますし、これはさすがに無いかな~と。

 

なんぼなんでも出世しすぎって話になっちゃいそうな?

 

実は何もない!

 

「ここまで来てそれかい!」って感じですが、そこについては永野護大明神次第。

 

もうほんと、何があっても不思議ではありません。

そして自分はそれも受け入れる側の人間です。

ツッコミから何から含めてFSSを愛し期待しています。

 

そういや、似たような感じでスペクターも最初はそんな扱いでしたよね。

 

読者の期待に応えたのか、それともうっすらとだけは設定してあったのかは不明ですが、「何かありそうで何もないのだ!」ってキャラ紹介がされていたのを思い出します。

 

ハイト君に関して言えばデコースの絡み方もある通り、このまま何もないってことはさすがに有り得ないはずですが、まぁでも本当、先がどうなるかは分かりません。

 

「怪我直ったらかなり強力な騎士に生まれ変わったぜ!」ぐらいかもしれないし、メインは強さではなく他のところにある可能性も大いに考えるられるし、それも含めて考察が楽しいわけです。

 

悪魔共の依り代になるなんてまさかな展開もあるかもしれないし、実はルシファーセンタイマとかタンツミンレだったなんて展開でもワクワクしますし、何でもどんとこいやって感じ。

 

騎士の遺伝子を弱体化させるウイルス的存在なんて話でも面白い。

実はミミバ族の最終兵器だったなんてことでもよし!

 

FSSはニヤニヤ楽しんでなんぼ

 

全力でツッコミを入れても良し、脱力して絶望しても良し、もはやギャグ漫画として割り切るも良し。

 

アララギ・ハイトという、一人の冴えない男について語ってもこんだけ無駄に話を広げることができるのがFSSの魅力。

その意味不明な魅力と読者の勝手も相まってどんどん面白くなっていく作品。

 

燃え尽きるその日まで楽しめる、もしかしたらその先でも楽しめる、そんな存在ですね。

 

30年付き合ってもまだ飽きない、懲りない漫画。

 

それがFSSだ!

 

amai-jinsei.hatenablog.com