バイオハザードで考える恐怖の克服 自信と武器だけでは解決しない現実

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初代バイオハザードの思い出

 

いやもう、このゲームの登場は本当に衝撃でした。

 

「ゲームってここまで進化するのか!」って思いましたもんねやっぱり。

 

インパクト絶大な未体験の恐怖だったなと。

 

3Dのゲーム自体にまだ全然慣れてないってのもありますし、これまでのゲームの常識を超えた生々しさと言うか、その異様な雰囲気と緊張感に圧倒されるばかり。

 

「映画とかで慣れてんだろ~?」なんて考えることもできそうですが、実はそれはちょっと違うってか、肝心の要素を忘れてます。

 

『自分で操作する』

 

これです。これが絶妙に嫌なわけです。

 

ただの傍観者なのではなく、動かしているのは自分自身。

見ているだけでは済まない恐怖というものが絶対に存在する。

 

自らの実力不足、判断・理解の足らなさによって悲惨な最期を迎えることになってしまうという、それがきついわけですね。

 

そういう意味では、初登場のゾンビの恐怖というのも凄まじかった。

 

人間を食っている化け物。

それがこちらに気付き、ゆっくり振り向く。

そして向かってくるという地獄。

きっと、成す術なかった人も多かったことでしょう。

 

格ゲーやってる人なら、本能的にレバガチャでなんとかしようとするかもしれないけど、抵抗の術を知らなければそのまま終わってしまう可能性も高い。

 

他にもケルベロスが窓をブチ破って侵入してくるところとかマジでやばかった。

 

「うおぉっ!?」

 

って声出ましたもんね。

思わず銃を乱射してしまうという、あの瞬間と感覚は忘れられません。

 

他にも、強敵ハンターの登場とか吊り天井とか色々ありますが、まぁそんなこんな、何かと怖かった初めてのバイオハザード。

 

しかしあれです。

それも慣れてしまうとまったく恐怖を感じなくなるから不思議な話。

 

ゾンビが自らドアを開けてくるという恐ろしいシーンがあってもその頃にはもう、

 

「何だゾンビか」

 

こうなってるから面白い。

 

あれだけ未知の恐怖に怯え絶望に震えていた状況から一転、完全にゲームとして楽しんでしまったり、もっと先へ進みたい、物語の奥を知りたいと思うようになるという、これが実に興味深い。

 

そこで今回、

 

『どうやったら人は恐怖を克服できるのか?」

 

これについて考えてみたいと思います。

 

ちなみに、初代バイオ基準からの話になりますのであしからず。

 

 

バイオハザード その恐怖と克服

 

強力な武器を手に入れる

 

まず一番分かりやすいのはこれでしょう。

 

ナイフ一本で化け物の相手をするというのは、そもそもが無謀な話。

そういうプレイも確かにもありますが、それは明らかに『チャレンジ』です。

 

分かりやすくリスクもなく戦うのであれば、強力な武器を持つべき。

それによって、恐怖の対象が恐怖ではなくなる。

ちと物騒な話ですが、狩られる側から狩る側へ変貌することだって可能。

 

道具を使うのは卑怯とか、極限の世界でそんなこと言ってられないですよね。

と言うか、相手の方が明らかに強力な存在なんだから、その時点でフェアなわけもない。

 

そしてもちろん、会話も通用しないし、良心なんてものもない。

心を持たない化け物、危険と危害そのものに素手で挑む必要はありません。

 

恐怖を克服するのであればまず、強力な対抗手段を手に入れる。

実に分かりやすい話ではないでしょうか。

 

安全な距離を保つ・危険に近付かない

 

どんなに強力な武器を手に入れたとしても相手の攻撃の範囲内にいるのでは、恐怖も危険も去ったことにはなりません。

 

油断できないし、安心もできない。

状況によってはむしろ、より絶望的になっているとすら言えます。

 

最強のロケットランチャーを持っていたとしても四方八方を囲まれている、弾も一発しかないなんて状況ではどうにもなりませんよね。

 

逃げ道も考えず危険に突っ込んでいく。

安全な間合いはもちろん、それを確保できる場所も分からない。

これではせっかくの対抗手段も活きてこないんじゃないかと。

 

前述の通り、会話が通用しないような化け物に素手で挑むとか、その攻撃範囲の中に飛びこむとか、蛮勇・無謀としか言いようがないでしょう。

 

武器を最大限有効に使いたいのであれば、自らの安全なポジションも理解しておくべきだと考えます。

 

武器を持つだけでは安全になったとは言いきれないし、慢心からより危険の中に飛び込むことにもなりかねない。

 

そこにある恐怖に対抗するのであれば、危害が及ばない位置を確実にキープ。

これはまず武器を持つことより大切な姿勢と言えるのではないでしょうか。

 

恐怖と危険を遠ざけることこそが、生き残るための第一歩ではないかと。

 

敵の行動を把握する・弱点を見つける

 

どうしても戦わざるを得ない、生き残るには危険に飛びこむしか手段がないのであれば、相手の動きと戦力を把握することが重要なポイントになるでしょう。

 

恐怖にすくんで突っ立っているだけではあっと言う間に餌になるだけ。

逃げてもがいて相手の行動を掴むしかありません。

 

隙や弱点を見つけるからこそ勝機が生まれる、生き残ることができる。

そこでようやく戦う術を手に入れることができるわけですね。

 

最初は恐怖の対象だったゾンビ。

実際、成す術なく餌食になってしまった人も多いはず。

 

しかし前述の通り、慣れてしまえば怖くない。

行動を把握すれば、傷一つ負わずに倒すことも当たり前になります。

そこに恐怖なんてものは存在しません。

 

恐怖の対象にならなければ、無視して進むことも可能になるし、弾も時間も無駄にせず、そこに存在しないがごとく扱うこともできるようになる。

 

強力な恐怖の対象、確実な危険も伴う存在。

それでも対抗手段さえ手に入れてしまえば、人間は動じなくなるもの。

もはや敵でない相手にすることも不可能ではない。

 

完璧な恐怖と絶対の存在なんてものはありません。

そこに気付くか気付かないか?

それも恐怖の克服を実現するに重要なことだと考えます。

 

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五体と思考を自由にコントロールできるようにする

 

恐怖に直面した際、人はすくんで動けなくなってしまいがち。

思考も麻痺し何をしていいか分からず、パニックを起こすことも珍しくない。

むしろ、それが当然とまで言えるかもしれません。

 

でもそれではすぐに化け物の餌食です。

こちらの戦力が脅威の対象にならないと判断されたのであれば尚更ですね。

逃げることすらしないという、そんな都合の良い餌はありません。

 

最初ってまったく自分を自由に動かせないですよね。

ゆえに望んだ結果を得られないし、悲惨な結末を迎えることにもなる。

何をしたらいいか分からず混乱、逃げることすらままならない。

相手に驚異を与えるどころの騒ぎじゃない。

 

しかし、思考がめぐり己を自由に操れるようになった時、対抗すべき手段と知恵を手にしていることでしょう。

 

得体の知れない恐怖や違和感に怯えることもなく、的確に行動できるようになる。

いつしか、数々の謎を解く方に頭を働かせようとするまで進化する。

恐怖より好奇心が勝つという、そんな領域にまで達することが可能。

 

冷静さと思考力を手に入れ、五体を自由に的確に操れた時、様々な対抗手段の全てが繋がってくるものだと考えます。

 

その意味ではあれです。

 

『逃げる』

 

これを即座に実行できるのも、一つの強力な武器だと言えますよね。

 

戦っても無駄、利になるものがない、リスクしかない。

この判断をくだせること、その行動を正しく実践できること。

 

思考をただ麻痺させるのではなく、恐怖はやはり恐怖なのだと認識する。

これもやはり、脅威が蔓延する世界で生き残るのに大切な能力でしょう。

 

共に戦う仲間を冷静に判断することも重要ですよね。

自分の隣にいるこの人物は本当に頼れるのか?信用できるのか?

状況を見極めるためにも思考は止めないようにしたいところ。

異形の化け物だけが敵とは限りません。

 

生か死かの状況は常に絶望と隣り合わせ。

 

そこで仲間を見誤ると悲惨です。

騙され詰んでから気付くのでは遅い。

 

覚悟を決める

 

もはや逃げ場などない。

恐怖がどうのという次元の話ではない。

このままでは確実にやられてしまう。

 

しかし武器は持っている。

弱点も把握しているし抵抗の術はある。

可能性は0じゃない。

 

となればもう、やるべきことは一つ。

 

『全力で戦うしかない』

 

そしてそこに必要なのは、

 

『覚悟』

 

これでしょう。

 

たとえ強力な武器がなくとも、覚悟を持った相手をするのは厄介極まりありません。

しかも弱点を把握されているのでは、ただでは済まない可能性が高い。

 

その結果、ナイフ一本で生き残ることだって可能にさせる。

絶望的な戦力を持つ化け物を倒すことをも実現できる可能性があるのだから凄まじい。

 

覚悟が決まればそこに恐怖など存在しません。

あったとしてもそれ以上の何かが己を突き動かす。

生き残ることに全力を注がせる。

 

ある意味、これ以上の武器は存在しないとも言えますね。

 

逆に言えば、どんなに優れた技や知恵を持っていたとしても、覚悟がなければ戦えないものかもしれません。

 

恐怖に屈してしまえばなんの役にも立たない可能性が高いし、ほぼ間違いなく悲惨な結果が訪れてしまうことになる。

 

戦うにも逃げるにも最終的に必要なのはやはりこれです。

 

『覚悟』

 

これほど強力な武器は存在しない。

 

覚悟を決めた人間ほど恐ろしい生き物はいません。

絶対の覚悟をともない正しく行動したならば、意志のない獣など相手にならない。

それは恐怖をも遥かに凌駕してしまう力になる。

 

恐怖の克服の先にある自由

 

我ながらすっげーくだらない話をしてる気もしますが、でもほんと、これって意外と人生にも当てはまるように思えますよね。

 

たとえば「強力な武器」というのを「お金」とか「仲間」なんてものにしてみるのも良いかもしれません。

 

「警察」とか「弁護士」「法律」とかそう考えるとなんだかリアル。

 

「化け物」「上司」とか「いじめっ子なんて言っちゃあれですが、現実問題、そういった存在に人生を脅かされているのだとしたら、それは誇張でもなんでもなく、非常に危険で害をなす存在であると言えます。

 

最近のスポーツ界とかで言えば、「監督」だの「会長」ですかね? 

暴力や権力で脅威を与えようとするという、分かりやすい存在。

 

しかし、そんな強力な力を有していそうな相手であっても、絶対の存在ではありません。

 

「録音」「録画」という「証拠」があれば紛れもなく強力な武器になるし、様々な手段を用いて打ち破ることが可能になるという、昨今の流れはまさにそれを表しているとも言えそうですよね。

 

化け物相手に素手で真向勝負して餌になる

・一人で抱えて悩み苦しみ相手が増長する

・威嚇に対して恐怖を見せれば永遠に利用される

 

この現実に立ち向かうにはどうするか?

恐怖を克服し自由を手に入れるには何をすべきか?

 

BIOHAZARDが教えてくれます。

 

まぁ、それは半分冗談として、人生を『ルールのあるゲーム』だと考えるのも有りなのかもしれません。

 

実際、そういうものに守られて生きているわけですし、絶望にすくんで麻痺してるだけではどうにならない。

 

「ゲーム脳」だの「不真面目」だの、そういうトンチンカンなツッコミもありそうですが、何が怖いかも分からず恐怖に怯えて壊れていくより遥かに良いんじゃないかと。

 

その意味では、「恐怖」「恥」に置き換えるのも良さそうですよね。

 

人間、そう簡単に上手く変われるわけもありませんが、問題を認識して地道に解決策を模索していけば必ず、それは生きる糧になるのではないかと信じたい次第。

 

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ちなみに自分、バイオは1~3+ベロニカまでしかやったことありません。

 

かなり中途半端なニワカですね、はい。